祝・髙野先生還暦

昨日 12/14 日に,当研究室の髙野俊幸教授が還暦を迎えました!
先生の生年は 1961 年,NHKみんなのうたと同い年です。

人生の新たな門出を祝う大事な節目ですので本来なら大々的に飲み会なんてしてしまいたいところですが,昨今の情勢を踏まえ,今週のセミナーの合間をぬった 5 分程度のミニコーナーとしました。

まず,当研究室の唐さんと山口さんから,赤いちゃんちゃんこを着せたペンギンのぬいぐるみが贈られます。
ペンギンは髙野先生のトレードマークです。教授室に飾ってくださるでしょうか?

次に,せいざい全員の感謝の気持ちとして,お祝いメッセージを集めた寄せ書きもプレゼントしました。
急ピッチの製作で短い募集期間にも関わらず,歴代の先輩方や未来のせいざい生達より,なんと50 件を超えるコメントが集まりました!
快くご協力してくださったみなさん,ありがとうございました!
寄せ書きはせいざいらしく論文風にまとめました。

最後はセミナー参加者全員で記念撮影も行い,セミナーを再開しました。
本当におめでとうございます!
引き続き,我々のご指導もよろしくお願いします。

ELCASの全日程が終了しました!

高校生たちに実際の研究活動さながらの学習体験をしてもらうELCASですが,ついに先週末,4日間にわたる全ての企画が終わりました!

参加してくれた高校生のみなさん,本当にお疲れさまでした!

ちなみに,今回の講座ではどのようなことを学習したのか?気になる方のために改めてご紹介します。

まず1日目はパルプ繊維を分散させた懸濁液を網で抄いて紙を製作する「抄紙」を行いました。

抄紙は紙産業の最も重要な工程であり,似たような操作として楮 (こうぞ) の繊維から和紙を漉いたり牛乳パックからハガキを作ったりした経験がある生徒もいたかもしれませんが,まさか抄紙装置が研究対象として大学の地下に置いてあるとは,と驚いたのではないでしょうか。 以降の日程では,この紙を構成するパルプ繊維と,同じ繊維にひと手間加えて作られるセルロースナノファイバーの違いについて考察していきます。

2日目は製作した紙の様々な物理量を測定するとともに,パルプにTEMPO酸化と呼ばれる処理を施すことでセルロースナノファイバーを得る操作を行いました。

セルロースのTEMPO酸化 (https://www.nedo.go.jp/hyoukabu/articles/201905np/index.html) とは数十 µm単位の繊維径のパルプを数 nm程度まで簡単に解繊できるようになる画期的な技術です。 実際の実験はTEMPO酸化を効率的に行うために自動滴定装置を利用し,待ち時間に髙野先生によるセルロースナノファイバーの講義を行いました。

3日目は地下の分析室にて,1 日目に作った紙と 3 日目に作ったセルロースナノファイバーを 2 つの方法で解析しました。

まず電子顕微鏡でパルプ繊維とセルロースナノファイバーの形態を直接観察し,それぞれの特徴を検討しました。

個人的に,髪の毛の数千分の 1 のスケールという極微小の世界を自由に行き来できる電子顕微鏡は非常に夢のある機械だと思います。

高校生のみなさんも楽しそうに触ってくれて非常に嬉しかったです。

次にFT-IRによってTEMPO酸化前後の化合物を見比べました。

実際の研究現場では結果は文章でなくグラフで現れる,という講義中の言葉通り,化学反応を裏付ける情報をグラフから読み取るという作業に挑戦しました。

次回に備え,この日の終わりに 1 日目に製作した通常の紙とセルロースナノファイバーをほんの少し添加した紙の 2 種類に同じ酵素を染み込ませておきました。

最終日は 3 日目の終わりに用意した紙試料に色素の前駆体を滴下し,2 週間前に加えた酵素の変化を色によって間接的に評価する手法を学びました。

これにより,セルロースナノファイバーの有無で,染み込ませた酵素にどのような差異が生まれたかを確認し,セルロースナノファイバーの特殊な機能について考察することで実験を締めくくりました。

最後に,本プログラムの集大成として,これまでの研究成果をポスターにまとめる課題にみんなで取り組みました。

まとめ役のリーダー 2 人を筆頭に,6 人で役割分担しながらこれまでの実験を振り返りました。

生徒たちがみんな発表慣れしている様子で,予定よりずっとスムーズに進んで驚きました。 来年の発表はどのような感じになっているのか期待しつつ,これで今回のELCASは終わりとなりました。

改めて,高校生のみなさん,ありがとうございました!

またぜひ大学でお会いしましょう!

石井拓馬

高校生向け講座ELCASを開講しています!

題名の通りですが,京都大学で開催されている高校生向けの体験型学習ELCAS (https://www.elcas.kyoto-u.ac.jp/about/) にせいざいも講座を提供しています。

ELCASは大学の学問を深く知りたい高校生を対象に,京都大学で行われている科学研究を体験し主体的に学ぶプログラムです。

ELCASの講座は文理様々に 24 種類開講されているようですが,せいざいはそのうち定員 6 名の「バイオベースマテリアルの科学」を担当しています。せいざいで多くの学生が研究対象としているセルロース,特にCNFについて学び,実際に触れていくことで理解を深めます。

先日記念すべき 1 日目の授業が行われました。私も 2 日目以降アシスタントとして参加します。緊張しますね。

セルロース学会に参加しました!

先月末からオンラインにて開催された第28回セルロース学会年次大会に,当研究室から5名 (池上,石井,川野,唐,山口) が成果発表を行いました。


その結果…当研究室の池上さんがセルロースのキラリティに関する研究で見事ポスター賞を受賞しました!


さらに学会中の授賞式にて,寺本先生が2020年度の林治助賞を授与されました。林治助賞はセルロース科学の発展に大いに貢献した方に贈られるものです。


お二人の栄誉を称えるとともにこれからのますますのご活躍を祈り,研究室でささやかながらセレモニーを開催しました。
以下,式典の様子です。おふたりとも本当におめでとうございます。

新年度が始まっています

こんにちは。

前任の畑本さんから研究室ウェブサイト担当を引き継ぎました。修士 2 回生の石井です。

不定期の更新となりますが,当研究室 (せいざい) に興味のある方になんとなく雰囲気が伝われば幸いです。Word pressを使うのはまったく初めてですが,色々と手探りで頑張ります。

では早速せいざいの近況です。

まず博士課程の宮城さんもめでたく博士課程を取得され,春から社会人となられました。ゼミ資料の作成から実験まで,せいざいのお手本となっていた宮城さん,さらなるご活躍を願っております!

その後, 4 回生から 2 名が他研究室に進学しました。学内でバッタリ出くわしたり,後輩の話を聞く限りでは,なかなか楽しくやっているようです。

翌月には新たに 4 名の 4 回生が加わりまして,先輩たちの卒業で静かになってしまったせいざいにも徐々に活気が戻ってまいりました。さらに中国から留学生の方が修士 1 回生として,企業からせいざい出身の先輩が社会人ドクターとして仲間入りしました。

また,ポスドクのArindamさんがインドに帰国されました。前々から決まってはいたことなのですが,昨今の状況から手続きに苦労していらっしゃいました。帰国後もしばらく自宅から出てはいけないそうです。大変ですね…。

ざっとこのようになります。いつも以上に人の出入りが激しい春でした。また現在は研究活動に大きな制限はありませんが,オンライン授業,オンラインゼミや滞在時間の縮小などは継続され,当面はコロナ以前の生活への復帰はできそうにありません。どうかみなさんもお体にお気をつけてお過ごしください。

卒業を迎えました。

3/24に学部および大学院の卒業式があり、学部生4名、修士学生3名に学位が授与されました。また、2月には博士1名にも学位が授与され、計8名が卒業を迎えました。

修士2名および博士1名が巣立ち、学部生2名は他研究科に進学、学部生2名および修士学生1名が当研究室で進学します。

春からもそれぞれの道で活躍されることを祈っております!

修論・卒論発表を行いました。

2/16に修論および2/17に卒論発表を行いました!

今年は、新型コロナウイルスの影響から、オンラインと対面を合わせたハイブリッド方式で発表を行いました。

zoomに手間取ることもなく、全員しっかり発表できました。

お疲れ様でした!

ご無沙汰しております。

最近の研究室の様子をお伝えします。

セミナー:
本年度はすべてzoom上での、オンラインセミナーになりました。

研究室:
第三実験室を一新しました。また、寺本先生の異動が完了したことに伴い、実験装置が増えました。

居室:
コロナウィルス対策でそれぞれの机の間に仕切りを設けました。まるで自習室のようです。

お茶の時間:
みんなで集まってお茶をすることができなくなってしまいました。お茶菓子は個包装のものを買ってそれぞれ楽しんでいます。

オオトリサマ:
コロナウィルス対策でこのような姿になりました。

本年度は新型コロナウィルスの影響で、カレーの会やゼミ旅行など、研究室のイベントが次々と中止になってしまいました。楽しみが減ってしまった一年でしたが、居室ではこれまでと同じようにワイワイ楽しんでおります。

最後に、
まだまだコロナが猛威を振るっておりますが、皆様お体に気を付けてお過ごしください。
そして、コロナの収束後、お近くにお越しの際は是非研究室にお立ち寄りください。

新年度を迎えました。

新博士3回生1人、博士1回生1人、学部4回生4人を迎えました。
新型コロナウィルスの関係で例年通りには進みませんが、
今年度も頑張っていきましょう!
よろしくお願いいたします。