1月16日に博士論文発表会があり,池上さんと有賀さんが発表を行いました。
今までの研究の集大成として素晴らしい発表をされていました!
Biobased Materials Chemistry/Kyoto Univ
京都大学大学院農学研究科 森林科学専攻 生物材料化学分野 / Lab. of Chemistry of Biomaterials, Division of Forest and Biomaterials Science, Graduate School of Agriculture, Kyoto University
1月16日に博士論文発表会があり,池上さんと有賀さんが発表を行いました。
今までの研究の集大成として素晴らしい発表をされていました!
11月9日、10日の2日間にわたり、第68回リグニン討論会が開催されました。当研究室からは口頭発表1件とポスター発表1件が出ました。対面開催で、開催地は長岡でした。
発表詳細は以下の通りです。
[口頭発表]
●NaOH水溶液のリグニン電解酸化の検討;○棚橋愼,謝冰,寺本好邦,高野俊幸
[ポスター発表]
●メディエーターの反応性を予測するための機械学習プラットフォームの構築;○謝冰,飛松裕基,寺本好邦,高野俊幸
オフラインでの学会ということもあり発表、懇親会、若手の会で沢山の方と意見交換、交流ができる良い機会となりました。
(M2 棚橋)
9/26 (火) -28 (金) の4日間にわたり、The 5th International Cellulose Conference (ICC2022+1) およびセルロース学会第30回年次大会が合同で開催されました。当研究室からは口頭発表1件とポスター発表7件が出ました。対面開催で、開催地は広島でした。
発表詳細は以下の通りです。
[口頭発表]
●Dissolution behavior of abietic acid in water from the solid dispersions of cellulose nanofibers;○有賀哲,飛松裕基,寺本好邦,高野俊幸
[ポスター発表]
●Synthesis and properties of cellobiose octaacetates with different chirality;○Waki Ikegami,Yoshikuni Teramoto,Toshiyuki Takano
●Preparation and its oxidation ability of protoporphyrin (Fe) bound chitosan particle;○Hyolee Choi,Yoshikuni Teramoto,Toshiyuki Takano
●Composites of nanocellulose surface‐modified with polydopamine and copper nanoparticles: oxidation inhibition of the nanoparticles and developing conductivity;○Hiroya Tanaka,Yoshikuni Teramoto,Toshiyuki Takano
●Improvement of water solubility of poorly water-soluble compounds using xylan and statistical extraction of influencing factors;○Hiromichi Matsuda,Yoshikuni Teramoto,Toshiyuki Takano
●D-, L-セロビオース誘導体のキラリティと液晶性の関係;○大和田航平,池上和岐,寺本好邦,高野俊幸
●開環重合による位置選択的アセチル化セルロースの合成;○下田展裕,池上和岐,寺本好邦,高野俊幸
●セルロースアセテート用の可塑剤のバイオベース化;○越智加菜絵,寺本好邦,高野俊幸
普段は触れないセルロースの応用分野について見識を深められました。また、他大学の方と交流しながら自分の研究を新たな観点で見直すことができて楽しかったです。(大和田)
3/14 (火) -16 (木) の3日間に渡り,日本木材学会大会が開催されました。当研究室からは,口頭発表2件とポスター発表4件が出ました。対面開催で,開催地は福岡でした。
発表詳細は以下の通りです。
[口頭発表]
●人工リグニンの電解酸化における各種メディエーターの反応選択性;○謝冰,飛松裕基,寺本好邦,高野俊幸
●セルロースアセテート膜存在下でのコニフェリルアルコールの脱水素重合;○時沢真奈,寺本好邦,高野俊幸
[ポスター発表]
●中赤外スペクトルの機械学習による木材用塗膜の劣化診断;○寺本好邦,山本千尋,高野俊幸,伊藤拓実,大木博成
●QCM-Dを用いたCNFへのロジン系サイズ材の吸脱着挙動分析;○有賀哲,寺本好邦,高野俊幸
●キラル性の異なるセロビオースオクタアセテートの合成;○池上和岐,寺本好邦,高野俊幸
●木材用塗膜の潜在的劣化の指標としてのフラジリティの適用性;○山本千尋,寺本好邦,高野俊幸,伊藤拓実,大木博成
そして,なんと…ポスター発表2件が優秀ポスター賞を受賞しました! 寺本先生と私 (池上) の発表です。寺本先生おめでとうございます! 私自身はまさか賞をいただけるとは思っていなかったので,嬉しくもあり,驚きもさせられました。選考してくださった先生方には厚く御礼申し上げます。
木材学会は,木材に関する様々な研究が集結しているので,規模が大きくて楽しいですね。少し離れた分野の研究発表にも触れられて,面白かったです。
他大学の方々とも会って色々お話でき,とてもよかったです。学会は対面に限りますね。
ちなみに,次回開催地は京都らしいです。高野先生が運営委員長をされます。当研究室メンバーも,スタッフとして全員参加することになるのでしょうか。
楽しみですね。それでは,また。
2/14 (火) に修士論文発表会が,2/16 (木) に課題研究発表会が開催されました。
4回生はこの1年間の,そして,M2はこれまでの集大成となる発表でした。
いよいよ卒業が近づいていますね。毎年,研究発表が終わると,もう年度末なのだなと感じます。
11/10 (木) -11/11 (金) に,第67回リグニン討論会が開催されました。当研究室からは,謝さんが口頭発表で,棚橋くん,時沢さんがポスター発表で,参加しました! 発表詳細は次の通りです。
●リノール酸をメディエーターとするリグニンEMS反応の検討;○謝冰,飛松裕基,寺本好邦,高野俊幸
●LMS用メディエーターによるDHPの電解酸化の検討;○棚橋愼,謝冰,寺本好邦,高野俊幸
●ヘミセルロースモデルとしてのセルロースアセテート存在下でのコニフェリルアルコールの重合;○時沢真奈,寺本好邦,高野俊幸
リグニンの外の分野の先生方を招いた特別講演やディスカッションなどもあり,大変興味深かったです。私 (池上) は普段セルロースなどの糖類を中心に扱っているのですが,リグニンの様々な研究もなかなかに面白いなあと改めて思いました。
第66回香料・テルペンおよび精油化学に関する討論会に参加しました! 開催期間は11/5 (土) -11/7 (月) で,開催地は琉球大学でした。
当研究室からは,山口さんが口頭発表で参加しました。発表詳細は次の通りです。
●セルロースナノファイバーによる香料の擬似水溶化および徐放性向上の検討;○山口友芽,寺本好邦,高野俊幸
7/21 (木) ,22 (金) にセルロース学会年次大会が開催されました! 当研究室からは,有賀さんと私 (池上) がポスター発表で参加しました。オンラインと対面のハイブリッド形式で,開催地は金沢でした。発表の詳細は次の通りです。
●セルロース・キトサンナノファイバー/アビエチン酸間に働く相互作用の検証;○有賀哲,寺本好邦,高野俊幸
●D/L-セロビオース誘導体の合成とその性質;○池上和岐,寺本好邦,高野俊幸
卒業して他大学や研究所に行かれた方々や,先輩方,先生方と久しぶりにお会いできたり,新しくいろいろな方々とお会いして話せたりして,対面の学会はやはりいいものだなと思いました。懇親会はありませんでしたが,それでも十分に楽しかったです。
ところで最近またCOVID-19の感染が拡大しているようですね。お気をつけてお過ごしください。
6/23 (木) ,6/24 (金) は紙パルプ研究発表会でした! 当研究室からは,謝さんが口頭発表しました。さらに,高野先生の口頭発表もありました。
学会へは,オンラインで,Zoomウェビナーを用いて参加しました。Zoomなので,発表者以外のメンバーも横で様々な発表を聞くことができました。オンライン学会は少し物足りなかったりもするのですが,気軽に発表が聞けるのは嬉しい点だなあと思っています。
発表の詳細は次の通りです。そのうちに研究業績ページも更新しますね。では,また。
●Electrolytic mediator system (EMS) における各種メディエーターの反応性の比較;○謝冰,飛松裕基,寺本好邦,高野俊幸
●セルロース-カルバゾール誘導体の合成と性質;杉本瑛里香,柴野匡哉,寺本好邦,○高野俊幸
今月 15-17 日に開催された木材学会年次大会にて,当研究室から謝・山岡が口頭形式,石井がポスター形式で成果発表をしました!
学会はオンライン形式でしたので,口頭発表ではzoomを用いてその場で質疑応答を行い,ポスター発表ではチャットによって質問・回答を行いました。
学会では,私たちが勉強しているセルロースやリグニンの材料化学のほか,木材の接着や力学,樹木細胞の生化学,抽出成分の生理活性,きのこ,バイオマスエネルギーなど,幅広いジャンルの発表があります。普段関わることのない分野のプログラムを覗いてみるのもとても楽しいです。
また,学会では成果発表のほか,公開シンポジウムやウッドサイエンスミキサー(若手向けイベント)が開かれていました。シンポジウムには元宇宙飛行士で京大思修館特定教授の土井孝雄先生が宇宙での木質利用について講演されたり,ウッドサイエンスミキサーでは,私たちもお世話になった森林総合研究所の宮城さんの留学経験が聞けたりと,様々なお話しを聞くことができ,こちらも非常に面白かったです。(石井)