新年度です。

メンバーの集合写真

4月に入り,早二週間が経過しました。新年度ですね。

前任者石井くんの卒業に伴い,本ウェブサイトの担当者も交代しました。今年度は,D2の池上が (主に) 担当します。昨年度に引き続き,当研究室 (せいざい) とはどんなところか,お伝えしていくつもりです。ウェブサイトの執筆は,なかなかに緊張するところもあるのですが,気軽に読んでいただけたらと思います。これからしばらくよろしくお願いします。

さて,この二週間のせいざいの模様をば。

4/1:新年度初日

M2の4人は就職し,新社会人となりました。また,B4の1人が他研究室に進学しました。皆それぞれの場所で,頑張ってほしいものです。ぜひ,ご活躍ください!

そして,新4回生が4人と,他大学から新M1が2人,新たに配属されました。人数も増え,せいざいは益々活気を増しております。

4/4-4/6:大掃除

せいざい恒例の「春の大掃除」でした。せいざいでは,毎年新年度に研究室の大掃除をしています。メンバー変更に伴うデスクや実験ベンチの配置換え,試薬の棚卸 (登録・確認) ,装置類のメンテナンスなどを行います。

今年は,第一実験室の窓側と乾燥機上の装置・器具類の整理を行いました。使う頻度の低い装置類を片付けたため,窓側がすっきりとして,より実験しやすくなりました。

詳細は,また来週にお伝えします。乞うご期待!

4/11:セミナー

今年度第1回目のセミナーでした。今回は,博士後期課程のメンバーの中間報告でした。私も研究内容 (と進捗状況) について発表しました。

今回の記事はここまでです。

このところ地震が多いですね。私も,実験ベンチの防災化をより進めようと思っています。

皆さまも,どうか安全で,そしてお体にお気をつけてください。それでは,また。

大学・大学院の卒業式が終わりました!&せいざいの 1 年を振り返ります。

24 日に大学および大学院の卒業式が行われ,当研究室の 4 回生と修士 2 回生に学位が授与されました。

学部と大学院が同日開催だったこともあり,時計台前は卒業生で溢れかえっていました。私も思い出深い人たちとたくさん会うことができ,胸がいっぱいです。

研究室内からは我々卒業生を盛大に送り出してくれました。これで来月からの社会人生活もがんばれます。 

これで今年度のHP更新は最後になります。せっかくですので,記事で紹介しきれなかった今年 1 年のせいざいの生活を,無数の写真の中から選りすぐってご紹介します! 

4 月: 捕らえられた宇宙人
6 月: 鬼滅ブーム
7 月: 展示コーナー開設
9 月: 謝さん,副作用に苦しむ
10 月: 緑コーデが被る
11 月: 唐さん,紐くじで山岡 (ハズレ) を引き,髙野先生のリンゴを食べられず
★同月,有賀さんに第 1 子が誕生!!!!
12 月: クリスマス
1 月: 池上さん,アカリクのポスターを当てる
2 月: 節分祭のくじが全て外れる
大和田くん,卒論発表直前にも関わらず仲間は写真に夢中

では,1 年間ありがとうございました!!!   

(石井)

木材学会年次大会に参加しました!

今月 15-17 日に開催された木材学会年次大会にて,当研究室から謝・山岡が口頭形式,石井がポスター形式で成果発表をしました!

学会はオンライン形式でしたので,口頭発表ではzoomを用いてその場で質疑応答を行い,ポスター発表ではチャットによって質問・回答を行いました。

学会では,私たちが勉強しているセルロースやリグニンの材料化学のほか,木材の接着や力学,樹木細胞の生化学,抽出成分の生理活性,きのこ,バイオマスエネルギーなど,幅広いジャンルの発表があります。普段関わることのない分野のプログラムを覗いてみるのもとても楽しいです。

また,学会では成果発表のほか,公開シンポジウムやウッドサイエンスミキサー(若手向けイベント)が開かれていました。シンポジウムには元宇宙飛行士で京大思修館特定教授の土井孝雄先生が宇宙での木質利用について講演されたり,ウッドサイエンスミキサーでは,私たちもお世話になった森林総合研究所の宮城さんの留学経験が聞けたりと,様々なお話しを聞くことができ,こちらも非常に面白かったです。(石井)

課題研究発表会・修士論文発表会が終わりました!

先週はせいざいにとって晴れ舞台の 1 週間でした。

研究生活のひとつの区切りとなる発表会が,4 回生,修士 2 回生と続けて行われました。

4 回生にとっては初めての研究室外での発表であり,修士 2 回生はこれまでの締めくくりの発表ですので,どちらも並々ならぬ思い入れがあります。

この日のために,1 か月近く前からひたすらpowerpointを用意し,原稿を考え,研究室内で発表練習しては作り直して……を繰り返してきましたので,やる気十分です。

終わった後は研究室に戻り,お互いの健闘を称えました。発表には来年仲間になる予定の 3 回生も駆けつけてくれました。

発表会が終われば,来月に学会があり,その後はもう卒業式です。早いですね。

祝・髙野先生還暦

昨日 12/14 日に,当研究室の髙野俊幸教授が還暦を迎えました!
先生の生年は 1961 年,NHKみんなのうたと同い年です。

人生の新たな門出を祝う大事な節目ですので本来なら大々的に飲み会なんてしてしまいたいところですが,昨今の情勢を踏まえ,今週のセミナーの合間をぬった 5 分程度のミニコーナーとしました。

まず,当研究室の唐さんと山口さんから,赤いちゃんちゃんこを着せたペンギンのぬいぐるみが贈られます。
ペンギンは髙野先生のトレードマークです。教授室に飾ってくださるでしょうか?

次に,せいざい全員の感謝の気持ちとして,お祝いメッセージを集めた寄せ書きもプレゼントしました。
急ピッチの製作で短い募集期間にも関わらず,歴代の先輩方や未来のせいざい生達より,なんと50 件を超えるコメントが集まりました!
快くご協力してくださったみなさん,ありがとうございました!
寄せ書きはせいざいらしく論文風にまとめました。

最後はセミナー参加者全員で記念撮影も行い,セミナーを再開しました。
本当におめでとうございます!
引き続き,我々のご指導もよろしくお願いします。

ELCASの全日程が終了しました!

高校生たちに実際の研究活動さながらの学習体験をしてもらうELCASですが,ついに先週末,4日間にわたる全ての企画が終わりました!

参加してくれた高校生のみなさん,本当にお疲れさまでした!

ちなみに,今回の講座ではどのようなことを学習したのか?気になる方のために改めてご紹介します。

まず1日目はパルプ繊維を分散させた懸濁液を網で抄いて紙を製作する「抄紙」を行いました。

抄紙は紙産業の最も重要な工程であり,似たような操作として楮 (こうぞ) の繊維から和紙を漉いたり牛乳パックからハガキを作ったりした経験がある生徒もいたかもしれませんが,まさか抄紙装置が研究対象として大学の地下に置いてあるとは,と驚いたのではないでしょうか。 以降の日程では,この紙を構成するパルプ繊維と,同じ繊維にひと手間加えて作られるセルロースナノファイバーの違いについて考察していきます。

2日目は製作した紙の様々な物理量を測定するとともに,パルプにTEMPO酸化と呼ばれる処理を施すことでセルロースナノファイバーを得る操作を行いました。

セルロースのTEMPO酸化 (https://www.nedo.go.jp/hyoukabu/articles/201905np/index.html) とは数十 µm単位の繊維径のパルプを数 nm程度まで簡単に解繊できるようになる画期的な技術です。 実際の実験はTEMPO酸化を効率的に行うために自動滴定装置を利用し,待ち時間に髙野先生によるセルロースナノファイバーの講義を行いました。

3日目は地下の分析室にて,1 日目に作った紙と 3 日目に作ったセルロースナノファイバーを 2 つの方法で解析しました。

まず電子顕微鏡でパルプ繊維とセルロースナノファイバーの形態を直接観察し,それぞれの特徴を検討しました。

個人的に,髪の毛の数千分の 1 のスケールという極微小の世界を自由に行き来できる電子顕微鏡は非常に夢のある機械だと思います。

高校生のみなさんも楽しそうに触ってくれて非常に嬉しかったです。

次にFT-IRによってTEMPO酸化前後の化合物を見比べました。

実際の研究現場では結果は文章でなくデータで現れる,という講義中の言葉通り,化学反応を裏付ける情報をグラフから読み取るという作業に挑戦しました。

次回に備え,この日の終わりに 1 日目に製作した通常の紙とセルロースナノファイバーをほんの少し添加した紙の 2 種類に同じ酵素を染み込ませておきました。

最終日は 3 日目の終わりに用意した紙試料に色素の前駆体を滴下し,2 週間前に加えた酵素の変化を色によって間接的に評価する手法を学びました。

これにより,セルロースナノファイバーの有無で,染み込ませた酵素にどのような差異が生まれたかを確認し,セルロースナノファイバーの特殊な機能について考察することで実験を締めくくりました。

最後に,本プログラムの集大成として,これまでの研究成果をポスターにまとめる課題にみんなで取り組みました。

まとめ役のリーダー 2 人を筆頭に,6 人で役割分担しながらこれまでの実験を振り返りました。

生徒たちがみんな発表慣れしている様子で,予定よりずっとスムーズに進んで驚きました。 来年の発表はどのような感じになっているのか期待しつつ,これで今回のELCASは終わりとなりました。

改めて,高校生のみなさん,ありがとうございました!

またぜひ大学でお会いしましょう!

(石井)

高校生向け講座ELCASを開講しています!

題名の通りですが,京都大学で開催されている高校生向けの体験型学習ELCAS (https://www.elcas.kyoto-u.ac.jp/about/) にせいざいも講座を提供しています。

ELCASは大学の学問を深く知りたい高校生を対象に,京都大学で行われている科学研究を体験し主体的に学ぶプログラムです。

ELCASの講座は文理様々に 24 種類開講されているようですが,せいざいはそのうち定員 6 名の「バイオベースマテリアルの科学」を担当しています。せいざいで多くの学生が研究対象としているセルロース,特にCNFについて学び,実際に触れていくことで理解を深めます。

先日記念すべき 1 日目の授業が行われました。私も 2 日目以降アシスタントとして参加します。緊張しますね。

セルロース学会に参加しました!

先月末からオンラインにて開催された第28回セルロース学会年次大会に,当研究室から5名 (池上,石井,川野,唐,山口) が成果発表を行いました。


その結果…当研究室の池上さんがセルロースのキラリティに関する研究で見事ポスター賞を受賞しました!


さらに学会中の授賞式にて,寺本先生が2020年度の林治助賞を授与されました。林治助賞はセルロース科学の発展に大いに貢献した方に贈られるものです。


お二人の栄誉を称えるとともにこれからのますますのご活躍を祈り,研究室でささやかながらセレモニーを開催しました。
以下,式典の様子です。おふたりとも本当におめでとうございます。

新年度が始まっています

こんにちは。

前任の畑本さんから研究室ウェブサイト担当を引き継ぎました。修士 2 回生の石井です。

不定期の更新となりますが,当研究室 (せいざい) に興味のある方になんとなく雰囲気が伝われば幸いです。Word pressを使うのはまったく初めてですが,色々と手探りで頑張ります。

では早速せいざいの近況です。

まず博士課程の宮城さんもめでたく博士課程を取得され,春から社会人となられました。ゼミ資料の作成から実験まで,せいざいのお手本となっていた宮城さん,さらなるご活躍を願っております!

その後, 4 回生から 2 名が他研究室に進学しました。学内でバッタリ出くわしたり,後輩の話を聞く限りでは,なかなか楽しくやっているようです。

翌月には新たに 4 名の 4 回生が加わりまして,先輩たちの卒業で静かになってしまったせいざいにも徐々に活気が戻ってまいりました。さらに中国から留学生の方が修士 1 回生として,企業からせいざい出身の先輩が社会人ドクターとして仲間入りしました。

また,ポスドクのArindamさんがインドに帰国されました。前々から決まってはいたことなのですが,昨今の状況から手続きに苦労していらっしゃいました。帰国後もしばらく自宅から出てはいけないそうです。大変ですね…。

ざっとこのようになります。いつも以上に人の出入りが激しい春でした。また現在は研究活動に大きな制限はありませんが,オンライン授業,オンラインゼミや滞在時間の縮小などは継続され,当面はコロナ以前の生活への復帰はできそうにありません。どうかみなさんもお体にお気をつけてお過ごしください。

卒業を迎えました。

3/24に学部および大学院の卒業式があり、学部生4名、修士学生3名に学位が授与されました。また、2月には博士1名にも学位が授与され、計8名が卒業を迎えました。

修士2名および博士1名が巣立ち、学部生2名は他研究科に進学、学部生2名および修士学生1名が当研究室で進学します。

春からもそれぞれの道で活躍されることを祈っております!