ICCとセルロース学会に参加しました!

9/26 (火) -28 (金) の4日間にわたり、The 5th International Cellulose Conference (ICC2022+1) およびセルロース学会第30回年次大会が合同で開催されました。当研究室からは口頭発表1件とポスター発表7件が出ました。対面開催で、開催地は広島でした。

発表詳細は以下の通りです。

[口頭発表]

●Dissolution behavior of abietic acid in water from the solid dispersions of cellulose nanofibers;○有賀哲,飛松裕基,寺本好邦,高野俊幸

[ポスター発表]

●Synthesis and properties of cellobiose octaacetates with different chirality;○Waki Ikegami,Yoshikuni Teramoto,Toshiyuki Takano

●Preparation and its oxidation ability of protoporphyrin (Fe) bound chitosan particle;○Hyolee Choi,Yoshikuni Teramoto,Toshiyuki Takano

●Composites of nanocellulose surface‐modified with polydopamine and copper nanoparticles: oxidation inhibition of the nanoparticles and developing conductivity;○Hiroya Tanaka,Yoshikuni Teramoto,Toshiyuki Takano

●Improvement of water solubility of poorly water-soluble compounds using xylan and statistical extraction of influencing factors;○Hiromichi Matsuda,Yoshikuni Teramoto,Toshiyuki Takano

●D-, L-セロビオース誘導体のキラリティと液晶性の関係;○大和田航平,池上和岐,寺本好邦,高野俊幸

●開環重合による位置選択的アセチル化セルロースの合成;○下田展裕,池上和岐,寺本好邦,高野俊幸

●セルロースアセテート用の可塑剤のバイオベース化;○越智加菜絵,寺本好邦,高野俊幸

ICCのセレモニーで挨拶する寺本先生

普段は触れないセルロースの応用分野について見識を深められました。また、他大学の方と交流しながら自分の研究を新たな観点で見直すことができて楽しかったです。(大和田)

発表が終わって晴れやかな顔のせいざいメンバー
いい天気でした☀

セルロース学会に参加しました!

7/21 (木) ,22 (金) にセルロース学会年次大会が開催されました! 当研究室からは,有賀さんと私 (池上) がポスター発表で参加しました。オンラインと対面のハイブリッド形式で,開催地は金沢でした。発表の詳細は次の通りです。

●セルロース・キトサンナノファイバー/アビエチン酸間に働く相互作用の検証;○有賀哲,寺本好邦,高野俊幸

●D/L-セロビオース誘導体の合成とその性質;○池上和岐,寺本好邦,高野俊幸

卒業して他大学や研究所に行かれた方々や,先輩方,先生方と久しぶりにお会いできたり,新しくいろいろな方々とお会いして話せたりして,対面の学会はやはりいいものだなと思いました。懇親会はありませんでしたが,それでも十分に楽しかったです。

ところで最近またCOVID-19の感染が拡大しているようですね。お気をつけてお過ごしください。

セルロース学会の看板
学会会場前 会場は金沢市文化ホールでした。 大看板をみると,対面開催なことを実感します…!
特別講演の写真 和傘のパフォーマンス
特別講演 金沢和傘の説明とパフォーマンスがありました~ 金沢は雨が多いため,金沢和傘はとっても丈夫に作られてるのだそうです。和紙も骨も主成分はセルロースで,セルロース繊維の強靱さを感じますね。

セルロース学会に参加しました!

先月末からオンラインにて開催された第28回セルロース学会年次大会に,当研究室から5名 (池上,石井,川野,唐,山口) が成果発表を行いました。


その結果…当研究室の池上さんがセルロースのキラリティに関する研究で見事ポスター賞を受賞しました!


さらに学会中の授賞式にて,寺本先生が2020年度の林治助賞を授与されました。林治助賞はセルロース科学の発展に大いに貢献した方に贈られるものです。


お二人の栄誉を称えるとともにこれからのますますのご活躍を祈り,研究室でささやかながらセレモニーを開催しました。
以下,式典の様子です。おふたりとも本当におめでとうございます。